空家が増えると町が崩壊!NPO法人を訪問しました。

外観

空家再生リノベーション活動をしていると、社会問題にもなっている、

空家問題を解決すべく頑張っている方とお話しすることが多いです。

 
「NPO法人 東大阪空家サポートイチバン」さんに訪問しました。

 良くある例で、
ある夫婦がいて、お互い地元に両親の持家があり、
老朽化が目立ち、荷物もすごい。
夫婦は家を買ったので、地元に戻る事もなく、
年老いてゆくお互いの両親を心配しつつ、
呼び寄せるにしても、両親は慣れ親しんだ地元を離れたくない。
そして、来るべき相続問題の時に…大量の荷物の残る老朽化した空家。
 
 
荷物整理したくても遠方だと大変。
古家は売るにも貸すにもお金がかかる。
相続に多額に費用を使った後だけに負担がのしかかる…
更地にするにも数百万かかり、かけても換金できるのか保証もない。
結局どうしようもなく、放置…固定資産税だけが残る…
 そんな空家は田舎だけでなく都会にも多くあります。
そして、老朽化した家に住む、お年寄りの1人暮らしは
数えきれいくらいあり、
今後にさらに増えてゆくと予想されます。
寒いお風呂、使いにくい間取りのまま住む、お年寄りも心配ですし、
今後町全体が、空家化しコミュニティーが崩壊し電気ガスなど
ライフラインの非効率化によるコスト増など次世代への悪影響にも。
 
 
 
そんなお話を萩原代表と交わしながら、
私のライフワークにしている、
古家リノベーション&次世代へ継承をもっと頑張らなくては!
心新たにするのと同時に、1人暮らしのお年寄りが
生きてい間に、してあげられる事はないのだろうかと思います。
不動産業の立場から、思いの近い業者の方々や、良心的な大家の方などに働きかけ1人1人は微力でも何かできたら…と思います!